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投稿日 2016年02月10日 10:52
プレ板通信の配信日です!

こんにちは。GOGOマッキーです。


さて、今年に入ってから
ある自動車アクセサリーパーツのメーカーさんとお付き合いが始まりました。

お問い合わせをいただき、製品の見積もりをして、ご注文をいただきました。

ごく一般的は受注までの流れです。


しかし、それからの流れが変わったのです。いや流れていないのかもしれません。

・・・というのは、

ご注文を頂いた際に、

「まずは試作をお願いしたいのですが・・・」というご要望があり、

量産前に試作を行うことになりました。

試作をさせてもらえるということは、うちの会社にとってもありがたいものです。

いきなり量産を加工して、納品した場合、何かの不具合で全数がダメという
ケースもあり得るのです。

そういった観点で考えると、試作をお客様に検証していただき、
承認を得た上で量産加工することが最も好ましい流れなのです。


早速、試作の製作にかかりました。

お客様にお送りいただいた図面通りの寸法や角度で加工します。当然のことです。

そして、完成。

私はご挨拶と納品を兼ねて訪問し、その場でその試作品を取付けてもらうことにしました。


・・・付きません。

製品内に5ヶ所空いた穴をネジで止めるのですが、

ベースとなる部品と今回の試作品の穴位置が合っていませんでした。

確かに図面の指示通りの寸法・角度で作っているのに取付かない。

ということは、そもそも図面が間違えているのです。

そこから様々な検証と各所の変更を考えます。

「ここの曲げ角度をもっと強くして・・・」

「ここの穴を2mm移動して・・・」

「外形の形状を変更して・・・」


そういった検証結果を重ね、再度、試作加工を行ったのです。

そして、また納品・取付け。


・・・・付きません。

一回目の試作で合わなかった穴はピッタリと合いましたが、
別の穴が合わなくなってしまったのです。

さらにまた検証と変更を重ねます。



実は未だに完成に至っていません。

冒頭で書かせていただいた流れが止まってしまっているという訳はこれです。


しかし、本当に試作を行って良かった。

それと共にお客様と一緒に

「あーしたほうがいい」「こーしたほうがいい」「それはダメ」などなど、

様々な意見を出し合う時間はとても楽しいものです。


揉めて、悩んで、苦労して造り出す。

モノづくりの基本であり、一番の楽しさと喜びです。

営業職である私の中に眠る職人心をウズウズさせるそんな出来事です。

次こそはバッチリ完成させます!



さて、今回のプレ板通信も情報満載!

プレス・板金ファクトリーが持つ、技術力と加工のノウハウ、
そして新たなるチャレンジを是非ご覧ください!


こちらからご覧ください


 

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