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スタッフブログの2016年6月バックナンバー一覧

投稿日 2016年06月25日 10:38
「東京」と「地方」の差

こんにちは。GOGOマッキーです。


昨日は都内で、いつもおつきあいのあるお客様とお昼ご飯をご一緒させてもらいました。

小さな定食屋さんで、MAXでも20名ほどしか入らない店内です。

そんなお店の中が急にどよめき、居合わせたお客が口々に何かを言っています。

もちろん、各々、見ず知らずの方たちです。

でも、みなさんの視線は一点に集中。

――――――定食屋店内に設けられているテレビです。

日経平均株価の暴落・円高のニュース速報が流れたのです。

皆様ご存じの通り、イギリスのEU離脱に伴うものです。

「参ったな」

「これはヤバいぞ」

「どうするんだよ」

そんな声が定食屋店内で聞こえてきました。

定員に「ちょっと席変わってもいい?ニュース見たいから」

そんなことを言う方もいました。


わたし個人としては、世界経済や株価にかなりうとい方なのですが、

多かれ少なかれ、今後、私たちの生活・仕事に影響をもたらすことは確かです。


日本経済の更なる減速?世界大恐慌?リーマンショックの再来?

そんなことが頭をよぎってしまいました。


でも、それと同時に、

「これが群馬の定食屋であっても、このニュースで同じようにどよめいたかな?」

そんな疑問を持ってしまいました。


答えは、おそらくどよめきません。


世界経済や株価の動向に即座にダイレクトに影響を受ける「東京」。

「東京」が影響を受けたことを受けて、時間差で影響を受ける「地方」。

東京と地方では、そんなタイムラグが存在するのかと思います。


わたしが世界経済や株価の動向にうといから、そう思ってしまったのかもしれませんが、

個人的に今後は「東京」でありたいと思わせる、そんな出来事でした。


 

投稿日 2016年06月18日 10:36
「証明」するためには労力がかなり掛かるなぁ。

こんにちは。GOGOマッキーです。

今日は会社の休業日です。

でも、家でパソコンをパチパチと仕事です汗

しかもその内容が重い。


先日、いつもお付き合いのあるお客様から、

「化学物質の調査してください」とのご要望がありました。

こういったご要望は良くある話で、様々なお客様、様々な分野・業種から頂きます。

ここで言う”化学物質”とは、無論、含有禁止化学物質のことを指します。

「REACH規則」や「RoHS指令」などといった化学物質の規制が世界的な動きとして有名です。

うちの会社で加工される製品も、

それらの規制に則った材料・材質やその他の使用する部材・オイルや後処理となるメッキ・塗装に至るまで基準を満たしているものを使用しています。


言わば、今日の製造業にとっては、含有禁止化学物質を含んでいないことは「当たり前」のことです。

また、それらの調査依頼は「材料の購入業者から含有物質の証明書を取り寄せてください」と、通常はこの程度です。



さて、今回のご依頼の場合はご報告するための資料、つまりテンプレートをお客様に送っていただいたのですが・・・

まずは印刷・・・

「ガシャー、ガシャー、ガシャー・・・」

プリンターの印刷音が止まりません。。。。

途中で「オイ!オイ!(まだ続くのか)」とプリンターにツッコミを入れてしまう始末。

でも、それでも止まってくれません。

最終的には印刷しただけなのに脱力感さえ襲ってきました。

200ページ以上にも及ぶテンプレート。。。。

自分を奮い立たせてその資料に目を通します。

90%以上の内容が理解できません。。。。


「当たり前」の規制であり、「当たり前」のようにそれらに則ったモノづくりをしているのですが、

それを詳細まで証明するとなると、ここまで必要となるのです。

しかしながら、頭では理解しているのですが、重いです。この仕事。



いや、これもまた重要な仕事。


そろそろ今回のブログ書くのをヤメて、仕事に戻りますしょぼん


お読みいただいた方、

私の息抜きにお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

投稿日 2016年06月08日 11:03
プレ板通信の配信日です!

こんにちは。GOGOマッキーです。


日本各地で梅雨入りが発表されています。

当社所在地の群馬県も梅雨入りしました。

みなさま、梅雨で連想するモノって何ですか?

「雨が多い」・「ジメジメする」・「てるてる坊主」

こんなところでしょうか!?


私は違います。

いや、私でなくとも板金加工業に携わっている人ならば、おおよそ、

「錆び」と言うでしょう。

まぁ、雨が多かったり、湿度が高いから「錆び」となるわけで、
連想の連想みたいになっていますが。

とにかく鉄が錆びるのです。梅雨は。

水(雨)濡れしていないのに、湿気だけでも錆びます。

梅雨は板金加工にとって脅威となる季節です。

油を塗布したり、防水シートで包んだりと地味ですが、

それが一番の対策となります。

しかし、毎年、錆びが発生してしまうことも事実。

錆び VS プレス・板金ファクトリー

”そこには負けられない戦いがある”

ちょっと大袈裟でしたが、今年こそは完勝としたいものです。



さて、今回のプレ板通信も情報満載!

プレス・板金ファクトリーが持つ、技術力と加工のノウハウ、
そして新たなるチャレンジを是非ご覧ください!


こちらからご覧ください

投稿日 2016年06月04日 10:59
ネジ・ナットの規格って何でこんなコトになってるんだ!!!

こんにちは。GOGOマッキーです。

今週はネジ・ナットの規格に悩まされた週でした。

ご注文いただいた製品に使用するものです。


まずはネジの規格。

うちで加工した製品にM3の皿ネジを取り付けるという製品です。

皿ネジの頭の部分の径は規格上φ6.0です。

しかし、その一般公差がφ6.0 +0-0.5となってます。

ネジ頭の部分がφ6.0のモノもあればφ5.5のモノもあるということです。

「えっ!!そんなに公差ユルいの!」です。

おそらくネジは成形とか切削で製造されるものだと思うのですが、

板金加工と違ってそんなにバラつく要素がないはずなのに。。。


しかも、その皿ねじが取り付く、皿穴の加工寸法もφ6.0とφ5.5の皿ネジでは違ってきます。

まぁ、双方が上手く取り付くような中間の寸法に合わせて皿穴の加工をするしかありません。

ネジのはめ合いも個人的な感情も、なんかしっくりこない感じです。

プレス板金 皿ネジ.jpg
左:皿ネジ  右:皿穴




続いては、ナットの規格。

これはネジにも言えることなのですが、

JIS、メートルネジ、インチネジでネジ山のピッチや角度などが異なります。

JISで言えばM○のナットと言いますが、メートルネジやインチネジでは通じません。

全くの別モノとなります。

当然、インチのナットにJISのネジは入りません。

さらにそれぞれの規格に並目、細目などがあり、余計に多種となります。

機能上、大差はないはずなのに。。。


日本国内で言えばJIS規格のネジが多く使用されています。

よって、JIS規格のネジ・ナットは簡単に手に入ります。

しかし、メートル、インチとなると極端に入手困難となります。

ホームセンターでは、まず手に入りません。

ネジ販売業者でも在庫しているところはあまりありません。(あくまでうちの会社近辺のお話です)

今回の案件ではインチナットを使用したのですが、納期ギリギリでようやく手に入りました。

プレス板金 ナット.jpg
左:JISナット  右:インチナット



これまでのお話し、「そんなのネジ・ナットの常識じゃん」と言われればそれまでですが、

私はネジとナットをナメてました。


でも。。。。

「寸法公差をもっと厳しくして、全世界統一の規格のネジ・ナットにしてくれよ!」

これが本心です。

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