板金加工ノウハウ集
特殊金型 VS レーザー加工
特殊金型を使用するとコスト・納期ともにかかる

▲ 異型の穴は特殊金型を使うことが多いですが・・・
特殊な形状の抜き加工を行う際には、その形状に合わせた特殊金型が必要です。
また、入り組んだ形状の加工の際にも、複数の金型の組み合わせではなく、特殊金型を製作し1パンチで抜き加工を行った方がスピードアップになるなどの理由で特型を使用することがあります。
ところが、特殊金型はコストがかかる上、製作期間も要するため、短納期の仕事や小ロットの加工には不向きです。
異形状でもレーザーで加工すると

▲ レーザーなら一筆書きで加工できる
抜き加工をパンチではなく、レーザーに置き換えると特殊金型を使用しなければならないような箇所でも容易に加工を行うことができます。
新たに特型を製作する必要もないため、コストを抑えスピーディに加工を行うことができるというメリットがあります。
形状によってはレーザー加工の方が圧倒的に低コスト
2012/10/18 10:37 | レーザー編