投稿日 2014年03月10日 18:00
やっぱり頼りになるのは社内加工です。
こんにちは。GOGOマッキーです。
さて、前回のブログのお話には続きがありまます。
私が協力業者との打ち合わせを終えて、会社に戻ってきた直後です。
お客様からその納期遅れとなっている製品について督促のご連絡があったのです。
当然です。
エンドユーザーさんからの希望納期からはかなり遅れてしまっています。
いつ生産ラインが止まってしまってもおかしくない状況です。
しかし、協力業者との打ち合わせでは、その生産能力も考慮し、生産計画を立てたばかり。
お客様からの「月曜日(3月10日)に500台納入してほしい」
というご要望には数量・時間ともに到底及ばないレベルの生産計画でした。
また金曜日の17時過ぎた段階では、厳しいものがあります。
お客様へは納期も数量も「出来る限りがんばります」という曖昧な回答になってしまいました。
無論、生産計画は一旦白紙。再度、立て直す必要があります。
すぐさま、先程、打ち合わせたばかりの協力業者へ連絡を取りました。
お客様からのご要望をお話し、計画の変更をお願いしました。
しかし、実際のところ、既に生産能力的に限界のレベルまで来ていることも事実です。
この先も遅れてしまう事が分かっていて手を拱いている訳には行きません。
違う手段を考えました。
出てきた答えは「社内加工」です。つまり、うちの社内でも同じものを加工することにしました。
しかし、社内の生産計画・予定も大幅な変更となります。
そして、現在、社内の生産はとても混み合っています。
さらにそれにより他製品の生産にも悪影響(納期遅れ)が生じてしまっては元も子もないのです。
早速、今回の製品の加工を担当する部署のリーダーとの打ち合わせです。
現状と予定を聞きました。そして、これまでの経緯と加工の依頼をしました。
当然、(それは出来ないという)厳しい表情です。
また、正直なところ、私は生産の全体像が見えていません。1つの製品だけを取りあげて話しているのです。
現場のリーダーたち違います。全てが見えています。しかもどれ1つとして遅れて良い製品なんて無いのです。
決して後ろ向きなわけではなく、他製品に悪影響が及ぶことは他のお客さんにも悪影響が及ぶという事に直結するのです。
しかし、最後には状況を把握し、
上手く計画を調整し予定の中に入れ込んでくれることで決着しました。
そして、今日の朝。
既に仕上がって置いてありました。
さすが社内です。困ったときに最終的に頼れるのはやっぱり社内。