投稿日 2016年02月18日 10:53
"大人"社会科見学
こんにちは。GOGOマッキーです。
昨日、”大人”社会科見学(工場見学)に行ってきました。
本田技研の埼玉県寄居工場です。
”大人”らしくラグジュアリーにプライベートジェット機をチャーターして行ってきました。
工場の上空からの写真です。
はい。ウソです。
観光バスにぎゅうぎゅうに詰まって行ってきました。
写真は展示スペースにあったものを撮っただけです。
本田技研さんくらいの大企業となると、当たり前のように工場内は写真NGです。
特に自動車メーカーはそこらへんの規制ははキビしいものです。
撮ってもOKだったのは展示スペースくらいでした。
さて、今回の大人社会科見学は、お付き合いのある企業さんの主催で実施されました。
昨今、工場見学はブームとなっています。
その中でも本田技研寄居工場は人気の高い工場見学で、
私たちの団体(45名)は6回目の応募でようやく当選したそうです。
確かに自動車の製造工場なんて、滅多に見られるものではありません。
私は過去に違う自動車メーカーさんの工場にお忍びで入れさせて頂いたことはありますが、
製造ラインなんて全く見させてはくれませんでした。
日本の製造業を牽引する自動車産業。
技術・品質・環境などなど全ての面で最高水準の製造業が見られるに違いません。
見る前からドキドキが止まりません。
いざ、ヘルメットとゴーグルを着けて入構です。
広すぎる構内はバスで移動。今回は溶接棟と組立棟、2か所の見学です。
溶接棟。第一印象は溶接ロボットの多さです。
逆に人は殆ど見かけません。
無数(100台?200台?)の溶接ロボットが製造ラインに所狭しと立ち並び、代わる代わる部品を運んでは溶接。運んでは溶接を繰り返します。
僅か数分間で2000か所以上の溶接をしてしまいます。
ラインの最初は何もなかったのに気付いたころには車のシャーシがしっかりと出来上がっていました。
感想は「すげー」
それに尽きます。私はこの日、何度この言葉を口ずさんだものでしょうか。
続いては組立棟。
溶接棟でシャーシを含めたボディがほぼ完成した状態となり、
それが組立棟へ運ばれて、エンジンや電気関係の部品、ガソリンタンクや樹脂部品、シートなどを取り付けます。
先ほどの溶接棟とはうって変わって人、人、人。
多くの作業者がラインに立ち並び、組立作業を行います。
ロボットもそれなりにありますが、人が重い部品を持つ際に補助するような役目のロボットがほとんどです。
2013年に稼働スタートしたばかりの最先端を行く寄居工場。
どれほどオートメーション化されているものかと思いきや、組み付け(アッセンブリー)は人手じゃないとできないものが多いのですね。
また、作業者の着る作業着は全身真っ白。
これは創始者である本田宗一郎さんの教えだそうです。
「工場も作業も綺麗じゃなきゃいかん!作業着を汚すようではプロではない」
ごもっとも!
今回の工場見学、写真さえあればそのスゴさが良く伝わるのかもしれません。
今までで一番、写真が撮れないことが悔しい工場でした。
また、そう思ってしまうほど、製造業の最先端を見させていただきました。