投稿日 2016年04月09日 18:22
うちは自販機と共に歩んできたのになぁ
こんにちは。GOGOマッキーです。
うちの会社では缶やペットボトル飲料の自動販売機向けの部品を数多く加工しています。
その数は数千点にも及ぶのではないでしょうか。
そして、これまで数十年という長い年月、つくり続けています。
しかしながら、現在、自販機の製造・販売は岐路に立たされています。
生産台数が伸び悩むどころか衰退していっているのです。
考えられる原因を挙げると、
①新規の設置は飽和状態である。
自販機が登場してから数十年、狭い日本の中で人が集まる場所には既に必ずと言っていいほど、
自販機が設置されており、飽和状態にあります。
新規に設置するような場所は極めて少なくなってきています。
②コンビニのカップコーヒーが普及した。
「100円でおいしいコーヒーが飲める」
さらに130円の自販機の缶コーヒーよりもコンビニのコーヒーの方が美味しいと感じる人は少なくはないかと思います。
私も実際、缶コーヒーは買いませんがコンビニのカップコーヒーは買います。
缶コーヒーの販売、つまり自販機自体の販売をも圧迫しているのです。
そして、最後に挙げられるのが、
③自販機のリユース・メンテナンスが広く一般的になった。
中古品を修理したり新たな部品を付けたり、メンテナンスを施すことで新品よりも低コストで設置や入れ替えが可能となります。
また、環境の面から考えても当然リユースしたしたほうがエコであることは間違いありません。
つい最近の話ですが、うちに問い合わせのあった企業様は、
自販機の整備を専門でやられており、実際、ここ数年で大きく売り上げを伸ばしていらっしゃいます。
そういった訳で自販機の売り上げはここ年々、落ち込んでいるのです。
たまにはマジメにブログを書いてみました。
しかし、自販機の部品が売れないとなると、うちの会社もヤバいです。
・・・ウソです。
実はうちの会社では、コンビニコーヒーのサーバーの部品も作ってますよ~
ふぅ~、ブログも書いたので一服。
自販機にもがんばって欲しいので、今日は自販機でコーヒー買って来ま~す