投稿日 2014年10月23日 07:52
ベンディング→プレスにせっかく変更したのに・・・
こんにちは。GOGOマッキーです。
今日は協力業者へ行ってきました。
プレスの曲げ金型の新規製作に伴い、テスト加工をするためです。
もちろん、量産もその協力業者にお願いすることになっています。
これまではベンディング工程で曲げていた製品をプレス工程に変更したのです。
変更に至った最大の目的は、生産性向上です。
ベンディング工程では4回曲げ、つまり4パンチとなります。
それをプレス工程に変更することで同じく4回曲げを2パンチにしたのです。
また、1パンチの工数もプレスの方が少なくて済みます。
よって、生産性は2倍以上も向上する予定です。
いや、予定でした。
実際、テスト加工をしたところ、品質的には合格です。
曲げ加工自体も速いものでした。
しかし、曲げ加工後に問題発生です。
“ワークが取れない”のです。
金型にしっかりとハマってしまい、かなりの力で引っ張らないと取り出せないのです。
そして、時間も掛かります。
曲げ加工自体は速いのに、サイクルタイムで考えるとベンディングより遅くなってしまいます。
サイクルタイムとは、作業が完了してから、次の作業が完了するまでの時間ことです。
当然ですが、それらをトータルで考えて、生産性を考える必要があります。
まだ、金型の改造が必要なようです。