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投稿日 2014年04月28日 11:16
ルールを守らない結果がこれです。

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日はブログでは、あまり書きたくない話題です。

先日、納品した製品に欠品の不良が発生しました。

これは自社内で加工された製品ではなく、協力工場へ抜き・曲げ・溶接・組立という一連の加工を委託している製品です。

その協力業者からうちに納入された際には受け入れ検査がありますが、
基本的にはロットに対して1個の抜き取り検査の為、仮に良品を抜き取った場合は不良が発見されることはありません。

しかしながら、多量にある製品に対し、全数を検査するということは工数的に考えにくいものです。

また、例え全数検査をするのであれば、それに見合うコストが余計に掛かります。

但し、今回の場合はそこまでのコストを要求するのは困難です。


となると、品質は加工工程内で保証していくしかないのです。


さて、今回の欠品不良というのはナットが付いてなかったのですが、

工程内で保証するためのルールはありました。


しかし、決められたルールを無視した結果が今回の不良の発生に繋がりました。

当然の結果です。

また、ルールというのは単純です。
組立作業前の準備として予め1ロットの加工に必要な数量のナットを用意するだけです。

つまり、一製品あたりナットを2個使うのであれば、1ロットが100台の場合、ナットは200個用意します。

1ロット加工後にその200個のナットを使い切らず、余ってしまえば欠品していることになります。


今回は予め必要数量のナットを用意することを怠ったのです。

やはり単純。それだけに悔しさが残ります。


人が介在する割合の高い組立作業は最も不良の発生しやすい工程です。人ですから・・・。

それだからこそ、決められたルールだけは守らない限り、不良は無くなりません。


今回の発生の原因は、

作業に集中していなかったこと。

作業中に世間話をしていたこと。

作業後の確認を怠ったこと。


なども挙げられるのですが、

最大の原因はルールを無視したことにあります。


 

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