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スタッフブログの2013年12月バックナンバー一覧

投稿日 2013年12月12日 19:09
加工機メーカーならではの管理システムでした。

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は加工機メーカーのアマダさんに行ってきました。

うちでもレーザー・タレパン・ベンダーの全てがアマダ社製のマシンとなっており、いつもお世話になっているメーカーさんです。

しかし、今回お伺いした目的は加工機ではなく、アマダ社製の「生産管理システム」のセミナー・見学会です。

昨今の製造業において生産管理システムのデジタル化は必須と言えます。

またそれらのシステムを開発・販売している企業や業者も数多く、存在しています。


無論、うちの会社でも運用しておりますが、改めて他のシステムと比較・検証するのは良いことです。

長所・短所いろいろとありましたが、加工機メーカーならではの最大のウリは、

マシンと一体化、そして連携が出来る事です。

マシンから直接、様々なデータを読み込むことが可能です。


よって、加工の進捗状況が“真”のリアルタイムで把握できることと、

原価(加工時間)管理も当然、リアルなものが算出できる。


この2点と言えます。「工場の見える化」と言ってました。


セミナーのあとに実際に運用している工場の見学をしたのですが、

最も印象深かったのはシステム自体ではなく、作業者の方々のその作業の様子です。

みなさん、作業に対する姿勢や動きにムダがありません。


20~30人ほどの見学者で工程内を歩いたいたので、作業社の方々は私たちの存在に気付いているはずです。

また、広い工程ではないので、作業者の方々との距離も1メートルくらいのものです。

しかし、一切こちらに顔を向ける事も挨拶をすることもないのです。

作業に集中しています。


全ての加工や工程がが生産計画により管理されているからです。つまり、加工に掛かる時間が予め決められているのです。

板金加工のように人が時間や工数の大きな要因占めるような業種の場合、そういった管理はとても難しいものです。


でも、その不特定な要因である“人”をこのシステムで管理しているのです。

マシンと連携されているからウソがつけません。


ある意味、独特で異質な雰囲気でした。


それが良いとか悪いとかは抜きにして、一歩進んだ板金加工を目にしました。

 

投稿日 2013年12月11日 18:14
今年最後の"プレ板通信"配信!

こんにちは。GOGOマッキーです。


冬本番が様々なところで感じられる時期となりました。

「空気がキリッと冷たくなって来たこと」

「イルミネーションが各所で点灯している」

「コタツを出す」

などなど、色々とあるかと思いますが、

私は肌がカサカサになってクリームを付け始めたことに
冬が到来したことを実感します。

みなさまはいかがでしょうか?

仕事もイベントも大忙しの年末年始、
寒さにも肌の乾燥にも負けず、まずは体調をしっかりと整えて
臨みたいと思います。



さて、今日はプレス・板金ファクトリー通信vol.12の配信日です。


コストダウンを図れた製品実例をご紹介しております。

実例だけに、そのコストダウン手法は必見です!!


プレス・板金ファクトリーが持つ、技術力と加工のノウハウ、
そして新たなるチャレンジを是非ご覧ください!


→こちらからどうぞ

 

投稿日 2013年12月10日 17:53
悪夢再び。

こんにちは。GOGOマッキーです。

タイトルの通り、悪夢が再び起きてしまいました。

このブログでもその悪夢が起こる度に書かせて頂いてるかと思います。


荷卸し時の製品破損事故です。

また運送業社がやってしまいました。フォークリフトの爪で製品を突き刺してしまったようです。


そして、また同じような連絡が私のところに来ました。

「(フォークの)爪で刺してしまったのですが、現場の者によると(製品は)大丈夫そうなので納入してもいいですか?」


しかし、その状況が分かる写真などの資料は一切ありません。

その話だけでその納入可否の判断が出来る訳がありません。


その運送業者の人は何を以って“大丈夫そう”という判断をするのでしょうか?

うちで作られた製品の求められている品質や、重要な箇所が分かるのでしょうか?


当然、分かるはずがありません。

即刻、うちへその製品の返送指示を出しました。


以前の事故の状況と同じ、運送業者の対応も全く同じです。

もう3度目でしょうか?4度目でしょうか?


無論、迷惑が掛かっているのはうちだけではありません。

その製品が納入されるはずだったお客様にもご迷惑をお掛けしてしまうのです。


信用問題に係わります。

重大な事故です。


もう、「次は気を付けます」だけでは済まされません。

 

投稿日 2013年12月09日 17:05
ご希望の"蜘蛛の巣"つくれます!?

こんにちは。GOGOマッキーです。

今日は“蜘蛛の巣”です。


レーザーカット 蜘蛛の巣.jpg

・・・・違いました。
(スパ〇ダーマンは、つい何となく雰囲気で載せてしまいました。)


空気清浄機のファンの筐体部品です。

エアコンの室外機やエコキュートの室外機もそうなのですが、この手の部品は近頃は樹脂製のモノが多いように思えます。


しかし、樹脂部品の製作には当然、専用の型が必要になります。

それは試作で1個作りたい場合にも必要です。つまり、試作なのに多くの投資が必要となります。

さらにその試作で上手く行かなかった場合は、さらにもう1型なんてことに・・・・。

量産になっても同様です。

「少しココを変更したいけど・・・・」という場合も、なかなか変更は難しいのではないでしょうか。



もちろん今回の部品は板金加工。レーザーカットで抜き加工し、曲げ加工をして完成です。

板厚 t=0.8㎜の鉄材をレーザーカットしているのですが、網状になっている部分は幅5㎜の格子になっています。

実は加工前、熱による歪みや強度についての懸念がありました。

しかし、それらを限りなく低減させる加工条件や工法でカットしているのです。

一見、レーザーであれば難なくカットできそうな箇所も技術やノウハウが詰まっています。


無論、金型費は一切発生しておりません。

本件も試作ですが、今後、形状・寸法の変更はいくらでも効きます。

レーザーカットですから。


 

投稿日 2013年12月06日 18:30
溶接1つ取ってもコストダウンネタが隠れています。

こんにちは。GOGOマッキーです。

私は東北自動車道を都内方面に向かう際、サービスエリアに寄る場合は蓮田SAです。

その先のサービスエリアとなると外環道や首都高になり混雑してしまうため、最後のトイレ休憩を取ります。


しかし、今日は少し気分を変えて羽生PAに寄ってみました。

しばらく行ってなかったのでその変わり様に驚きました。

DSC_1638 (640x480).jpg

DSC_1641 (640x480).jpg

まだ、オープン前で工事がされていましたが、まさに江戸です。

「鬼平江戸処」と銘打っているだけにあのドラマの世界観そのままと言えます。

新しい建物なのに古さやその趣き、情緒も感じられます。

12月中のオープン予定とのことなので、みなさまも機会がありましたら寄ってみてはいかがでしょうか。


さて、今日はちょっとしたご提案を持って、お客様のところへお伺いしました。

下の写真、2点とも同じ物に見えますが、工法が異なってます。

DSC_1632 (475x640).jpg

上下に付いている穴のある部品の接合(溶接)方法が異なっているのです。


異なる箇所をアップで見ると、
プレゼンテーション1.jpg


左は既存品、アルゴン溶接で付いています。

右はご提案品、スポット溶接で付いています。
尚、スポット溶接を可能とするために部品の形状も変更いたしました。

各々、赤丸の箇所が溶接箇所です。

アルゴン溶接は表側の見えている2点の溶接の他に、さらに裏側も2点の溶接がされています。

用途的に問題がなければ、スポット溶接の方が工数が少なく短時間で加工が可能なため、当然、加工費も下がります。


今日はサンプル品と共にコストダウンしたお見積りも提示させて頂きました。


あとはお客様のご承認を頂くだけです。

 

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