失敗しないプレス・板金加工ノウハウ集

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板金加工ノウハウ集

タレパンによる円弧・R形状加工

異形状加工はレーザーが当たり前!?

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大径の穴加工や、外形の形状が異形状であったりす る場合は、以下に示す加工方法が一般的です。

1、専用金型を製作して加工を行う
2、レーザー等による形状加工を行う

これらのような、専用金型・レーザーのいずれにし ても加工費がかさみ、コストアップ要因となってし まいます。

2010/08/20 23:23 | CADCAM編

展開図と立体姿図による可視化

展開図とプログラムだけでタレパン加工を行う...

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タレパン工程では通常は展開された図面・寸法と、 CAD 室で作成されたプログラムを受け取り、加工を 行っているケースもあります。

そうしたケースでは、もしもプログラムや展開寸法 が間違っていても、確認されることがないまま製品 として出荷されてしまうため、不良品が発生してし まうことがあります。

2010/08/20 23:19 | CADCAM編

加工が不可な範囲

製品コーナーやコの字形状など溶接できない箇所がある

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▲ 隅は溶接できない

CO2 溶接は、トーチを使用しているため溶接ができ ない範囲があります。

製品の隅やコの字形状の中央部分などトーチが入ら ない箇所は基本的に溶接できません。また、コの 字形状の場合はトーチを突っ込んで、スイング動作 をしようとすると立ち上がり部分がぶつかって隅が 溶接できないことがあります。

2010/08/20 23:10 | 組立・溶接編

CO2 溶接のポイント

難度の高い溶接ですが、様々な特徴が...

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CO2 溶接は一般的に最も使われる溶接方法です。 CO2 溶接は、溶接ワイヤがトーチコンタクトチップ で通電されてアーク熱を発生させて母材とワイヤを 連続的に溶かし融合する溶接法です。 一般的に炭酸ガスを用いています。

CO2 溶接の特徴やポイントは下記のようになります。

1.1種類のワイヤで軟鋼・高張力鋼等の溶接が可能
2.溶け込みが深く強度が強い
3.全姿勢溶接が容易であらゆる形状に適用できる
4.適用範囲1.2mm~ 6mmまで(ワイヤ径φ1mm の場合)

2010/08/20 22:58 | 組立・溶接編

TIG アーク溶接のポイント

難度の高い溶接ですが、様々な特徴が...

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▲ ねじスタンドはコレットの締 めつけにスキマができるため ゴムパッキンでの保持力を高 くする

TIG アーク溶接は、非消耗の電極と母材との間にアー クを発生させ、そのアーク熱により母材を溶接融合 する溶接法です。 TIG アーク溶接には、一般的にアルゴンガスを用いて います。 熟練を必要とする難度の高い溶接方法ですが、さま ざまな特徴をもっています。

TIG アーク溶接の特徴やポイントは下記のようになり ます。

1.殆んどの金属や合金の溶接が可能
2.スパッタの発生がなく後仕上げが容易
3.全姿勢溶接が容易であらゆる形状に適用できる
4.薄板0.3mm~厚板まで広範囲に適用できる
5.残留フラックスによる腐食がない

2010/08/20 22:46 | 組立・溶接編

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