板金加工ノウハウ集
TIG アーク溶接のポイント
難度の高い溶接ですが、様々な特徴が...
▲ ねじスタンドはコレットの締 めつけにスキマができるため ゴムパッキンでの保持力を高 くする
TIG アーク溶接は、非消耗の電極と母材との間にアー
クを発生させ、そのアーク熱により母材を溶接融合
する溶接法です。
TIG アーク溶接には、一般的にアルゴンガスを用いて
います。
熟練を必要とする難度の高い溶接方法ですが、さま
ざまな特徴をもっています。
TIG アーク溶接の特徴やポイントは下記のようになり
ます。
1.殆んどの金属や合金の溶接が可能
2.スパッタの発生がなく後仕上げが容易
3.全姿勢溶接が容易であらゆる形状に適用できる
4.薄板0.3mm~厚板まで広範囲に適用できる
5.残留フラックスによる腐食がない
TIG アーク溶接の特性を知った上で使用すること
2010/08/20 22:46 | 組立・溶接編