板金加工ノウハウ集
タレパンによる円弧・R形状加工
異形状加工はレーザーが当たり前!?
大径の穴加工や、外形の形状が異形状であったりす
る場合は、以下に示す加工方法が一般的です。
1、専用金型を製作して加工を行う
2、レーザー等による形状加工を行う
これらのような、専用金型・レーザーのいずれにし
ても加工費がかさみ、コストアップ要因となってし
まいます。
タレパンのニブリング加工で円弧・R形状加工
タレパン工程でニブリング加工を行うことで大径穴
や異形状の加工に対応できます。
特にタレパン金型でφ3mmなどの小径工具を送りピ
ッチを極小にして形状をトレースしていくことで、
複雑な曲線が加工できる方法です。
製品の仕上がりとして、ニブリング加工箇所に、よ
り滑らかな加工面が必要な場合は、ヤスリ等で
形状を滑らかに仕上げます。
ニブリング加工を採用することでコストを抑えることができる
2010/08/20 23:23 | CADCAM編