板金加工ノウハウ集
展開図と立体姿図による可視化
展開図とプログラムだけでタレパン加工を行う...
タレパン工程では通常は展開された図面・寸法と、
CAD 室で作成されたプログラムを受け取り、加工を
行っているケースもあります。
そうしたケースでは、もしもプログラムや展開寸法
が間違っていても、確認されることがないまま製品
として出荷されてしまうため、不良品が発生してし
まうことがあります。
立体姿図と展開図のダブルチェックを行うことで...
タレパン工程において、立体姿図をもとに作業者が
展開寸法を計算することができれば、実際のワーク
寸法と展開寸法を比較して工程検査を行うことがで
きるようになります。
タレパン工程とCAD 室で展開寸法のダブルチェック
を行うことで、間違いのない製品づくりを行うこと
ができます。
さらに、立体姿図を曲げ工程でも活用すれば、曲げ
忘れや逆曲げを防止することができるようにもなり
ます。
加工図面は非常に重要!念には念のダブルチェック!
2010/08/20 23:19 | CADCAM編