板金加工ノウハウ集
90°以外の曲げ加工の角度出しの簡略化
90°以外の角度出しは時間がかかる...
鋭角であれ鈍角であれ、曲げ角度が90°以外の製品
を加工する場合は、角度出しに時間が掛かります。
角度出しをするときに狙いの角度よりやや甘めに曲
げて、角度を測りながらデプス量を調整しつつ、狙
いの角度に何度も突き直しをして加工をしていきま
す。
市販の道具(曲げ角度計)はあるのですが、特に小
さい製品や薄板は使い勝手が悪く、角度出しがなか
なか進みません。
オリジナルの角度計を使用すると...
角度出しを行う際に、30°~ 150°まで10°間隔の
治具を使用することにより角度出し作業がスムーズ
に進みます。
曲げ角度計が使えないような小さな寸法のワークや、
1.0t以下の薄板の場合などに角度出し治具が特に有
効に機能します。
90°以外の角度を多用するとコストアップになる
2010/08/21 13:32 | ベンディング編