板金加工ノウハウ集
抜き金型のコスト削減
外形のブランクもプレス加工すると金型費がかさむ
▲ 外形も穴あけもプレス加工で はコストが上がる
製品外形のプレス抜き型を製作する際に、外形にス
トレート部分が多い場合は、金型費用を抑える方法
があります。
製品形状を、切断・穴あけも含めて全て金型で加工
すると金型費用が高くなります。
プレスの加工部分を減らすことで型費のコストダウン
▲ 穴あけと切欠きに加工を絞る ことでコストダウン
製品の縦(Y)・横(X)に直線部分が多い場合は、材
料を製品寸法に切断し、切欠き部分や穴箇所のみダ
イパンチを製作します。
そうすることで、金型費用が安く押えられる上、
外形形状が大きい製品でもプレス加工が可能です。
(外形加工をしないため抜きトン数が抑えられる)
プレスによる加工箇所を減らすことがコストダウンになる
2010/08/21 13:01 | プレス編