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板金加工ノウハウ集
スタッド溶接のポイント
便利なスタッド溶接もいくつか注意点が...
▲ ねじスタンドはコレットの締 めつけにスキマができるため ゴムパッキンでの保持力を高 くする
スタッド溶接によって板金部品に様々なピンやネジ
を溶着することができます。
製品の組み付けなどに便利に使えるスタッド溶接で
すが、ワークには溶着する部品の位置決め用の刻印
が必要となるなどいくつかの注意点があります。
スタッド溶接の特徴やポイントは下記のようになり
ます。
1.溶着反対側に溶接痕が残らない
2.スタッド径に対して刻印深さが大きすぎると溶接
不良となるため、位置決めの刻印深さが重要です
3.材質や仕様によって適切な条件で行う
4.ねじスタッドの場合はホルダー先端のコレット部
分の締め付けを増すためにゴムパッキンを多くし
て保持力を高める
2010/08/20 22:40 | 組立・溶接編
図面への板厚の内側・外側の明記
図面上で板厚の内側・外側が混在していると...
▲ 内側と外側が混在していると不良の原因に!
板金図面によっては、板厚の内側(IN)と外側(OUT)
が混在し図面があります。また、板厚の内側(IN)
と外側(OUT)が判りづらい図面があります。
板厚の内側(IN)と外側(OUT)を明確にしておか
ないと加工後の製品寸法が狙いのものとならなくな
り、不良品の発生につながってしまいます。
2010/08/20 22:16 | CADCAM編