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投稿日 2015年07月15日 13:39
加工事例集のアップ日です!

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は加工事例集のアップ日です。


こちらよりご覧ください


前にこのブログでもご紹介したモノですが、

加工事例集の制作担当のYさんから

「面白いのでどうしても使わせてください~」

との強い要望があり、嫌々OKを出しました。

私のブログと加工事例集は全くの別モノですが、2度も同じネタを使うのは気が引けます。


でも、面白いですね。

事例集のタイトルにある通り、これは社内でチャレンジした‟ただ”のトライ品に過ぎません。

当然、これを頑張って作ったところで売り物にはなりません。


それでも真剣に考えて、失敗を繰り返して、多くの人の手間と時間を割いて、完成に至る。


そんなちょっとした遊びこころとチャレンジ精神。

これからも大切にしていきたいと思います。




 

投稿日 2015年07月10日 13:37
この時期の風物詩

こんにちは。GOGOマッキーです。

いよいよこの時期の風物詩を目にしてしまいました。


KIMG0186_edited.jpg

・・・・サビ。

鋼板に溶接されたナットがサビてしまいました。

鋼板はメッキ処理が施されているのでサビません。

また、ナットも溶接さえしなければサビることはないのですが、

この製品は納入日が急遽一か月ほど延期になり、既に加工完成品として在庫となってしまったのです。

無論、雨や水に濡らしてしまった訳ではありません。

この時期の高い湿度、すなわち空気中の水分だけでサビてしまうのです。


その数、数千個。

もちろん、このまま納品できる訳もなく、

サビ取り用の溶剤を付けて歯ブラシでゴシゴシ。

サビが落ちたら溶剤をふき取ります。

さらに再びサビることのないように油塗布しなければなりません。


やりました。その作業、私が、一日中・・・長い日だった。


しかし、全然、終わりません!

あと何日かかるんだ!?


今回は納入延期という非常事態だったため仕方ないのですが、

板金加工にサビは大敵。この時期は特に注意しなければなりません。


痛いほど身に染みて思います。



 

投稿日 2015年07月09日 13:35
プレ板通信の配信日です!

こんにちは。GOGOマッキーです。


先日、「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に決定しました。

軍艦島の問題もありますが、日本では19例目、まずは嬉しいことです。

思い起こせば、一年前、群馬県の富岡製糸場も世界遺産となりました。
わが群馬県や私の周りでも大きなニュースとして話題となりました。

しかしながら、私はそれ以降、富岡製糸場に行ってないばかりか
人生で一度も行ったことがありません。

まずは富岡製糸場に行くことが当面の目標です。

そして、いつか知床から屋久島まで日本中の世界遺産を全て周ることが夢です。


さて、今回のプレ板通信も情報満載!

プレス・板金ファクトリーが持つ、技術力と加工のノウハウ、
そして新たなるチャレンジを是非ご覧ください!



こちらよりご覧ください。


 

投稿日 2015年07月03日 17:12
肩書きだけは会長となっていますが・・・

こんにちは。GOGOマッキーです。


昨日はお客様に遠く宮崎県からうちの会社までお越しいただきました。

飛行機で宮崎から東京、その後、新幹線などの電車を乗り継いでうちの会社のある群馬県伊勢崎市まで着て頂いたのですが、

移動に掛かった時間だけをみると

「 宮崎→東京間 東京→うちの会社間 」となるそうです。

当然、距離で言えば断然、宮崎→東京間の方があるのですが、

そこは何と言っても群馬県伊勢崎市、電車が残念なくらいに使えないのです。

路線は細かく書きませんが、新幹線を使うとなるとグルっと大きく遠回りする感じです。

しかも交通費を比べてみるとさほど変わらないらしい・・・残念な限りです。


と、そこまでしてお越しいただいたのは、最近、新たにお付き合いが始まったお客様です。

目的はお問い合わせを頂いている案件の打ち合わせと工場のご案内、

さらには「板金加工をもっとよく知りたい」とのご要望がありお会いすることになったのです。


お会いした方は宮城県のブランド砂や石などを手広く扱っている企業の会長様です。


そういった板金加工とは無縁と思える業種の方がなぜうちに!?


実は新事業として厨房機器を手掛けるそうなのです。

これもまた砂・石とは全くの異業種でびっくりしますが、

もっと驚いたのは、それらを委託され、会長自らが開発・設計・作図までしているということです。

さらには試作品はご自身で作ってしまいます。

小さな会社の会長様であれば、まだ納得しますがそうではありません。

見たところ年齢は65~70歳とお見受けしますが、何というパワー、バイタリティー、好奇心です。

実際にお会いするとさらに溢れんばかりの力を感じます。


そんな初めてお会いした方とのお話は4時間を超えました。

生まれ持ったであろうビジネスセンスの良さや発想力の豊かさなども兼ね備えているとお見受けしました。


ご自身の立場・状況に甘えず、年齢も関係なく、あくまで前向き。

すばらしいことであると共に、そんな生き方に憧れみたいなものを感じました。

 

投稿日 2015年07月01日 17:08
得意の積層型も今回は出番なし!

こんにちは。GOGOマッキーです。

今日から7月です。

月並みですが、もう一年の半分が終わってしまいました。あと半分か~。



さて、先日、こちらの製品が加工されました。

1435711124346_edited.jpg

ステンレスの板厚t=2.0㎜です。注目すべきはカーリング曲げ加工。

これまで何度も書かせていただいている自社製の積層型を使っていません

ワークの材質・板厚を考慮すると焼き入れなどをしていない積層型では強度不足で加工ができません。

また、改めて金型業者にお願いして作ってもらうほどのコストもないのです。


残された道は所有している金型でどうにか曲げるしかありませんでした。

しかも、このカーリングは強度アップやケガ防止が目的ではありません。

あくまで蝶番としての機能を重視したカーリングです。

よって、なによりカーリング径の寸法精度が非常に重要なのです。当然、完成時は中にシャフトが入ります。


カーリング形状の成形の基本はまず、U型ないしコの字型にワークを曲げ、その後それらを丸め込みながら上から押さえつける。

文章で書くと簡単ですが、使用する金型のチョイスや曲げ寸法や角度、圧力の微調整など、
様々な条件が整って初めてカーリング形状となるのです。

また、加工がうまく行かず金型を替えて加工するようなことがあれば、全ての条件はリセットされ、また最初からやり直しです。

寸法精度が重要な今回の場合、より難易度の高い加工となります。



と、長い前フリでしたが・・・

ちゃんとできてまーす!こちら!

1435711107221_edited.jpg

キッチリとシャフトも収まっています。

ジャストフィットです。シャフトと本体は溶接などの結合はされていないのに抜け落ちません。

何とかなっちゃうモノです。

いや、職人が何とかした結果なのです。

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