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スタッフブログの2014年5月バックナンバー一覧

投稿日 2014年05月19日 17:38
その心意気が次こそ何かを生み出します。

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日、ブランキング工程を歩いているとこんな光景が。

DSC_2046 (360x640).jpg

何やら手作業しています。
「シャカ、シャカ、シャカ・・・・」との音が・・・

DSC_2048 (360x640).jpg


紙ヤスリで何かを削っています。

どうやらレーザーカットした際に製品に付着してしまったスパッタを除去しているようです。


DSC_2053 (640x324).jpg
写真左が除去前、右は除去後。

製品サイズは14ミリと極小。注文数1500個の製品。その全数のスパッタを除去をしています。

DSC_2055 (613x640).jpg


この作業をしてるのはレーザーマシンのオペレーターI倉くんです。

・・・でも、並大抵の根性ではできません。I倉くん。



さて、この製品はリピート注文品でした。

生産性を少しでも向上させようと同じレーザーカットでも若干、工法を変更したのです。


そしたら、今日のような結果に・・・・。

余計に工数が掛かってしまったようです。


がんばれ。I倉くん。


「生産性を向上させたい」という前向きな姿勢と、その除去作業中にもしっかりと自動機で別の製品をレーザーカットしてること。
そして、1500個に負けない強い根性は買います。



でも、次はもう少し良い方法があるかも・・・。

 

投稿日 2014年05月16日 17:34
バージョンアップして新発売!

こんにちは。GOGOマッキーです。


先日、3年ほど前からお付き合いのある
車のパーツやアクセサリーの開発・販売をされているメーカーから、
新商品が発売されました。

「スマートフォンホルダー typ2」

DSC_2011 (640x360).jpg
もちろん、うちで加工された部品も多く使用されています。

用途はスマホを車内で固定するためのホルダーです。

また、この商品に見覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
「typ1」は加工事例集の方にアップさせて頂いています。

この度、バージョンアップして新たに「typ2」の発売となりました。


車に関して素人の私から見ても一目でカッコイイと思い、さっそく1個購入させてもらいました!

(興味を持たれた方は、楽天で売ってます。→こちらからどうぞ



うちは機械やマシンの内部部品や工業系の部品の加工の比率が高いので、

こういった装飾アクセサリーパーツとして商品化されると、また違ったうれしさがあります。


いつかは自社商品・ブランドも持てればいいなぁ。・・・・私のちょっとした夢です。


 

投稿日 2014年05月13日 18:13
日本で唯一の・・・

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は久しぶりに、うちの会社のトップとS部長と私という3名で出かけてきました。

先日、知り合いの方にご紹介して頂いたある企業にお伺いしたのですが、

食品関係の工場の製造機械の設計・製造・販売をされています。

特に棒付きのアイス製造工場の製造ラインの機械をメインでやられているようです。


ちなみにその製造ラインを作っているのは日本で唯一、今日お伺いした企業だけです。

だから、普段、私たちが口にしている〇リ〇リ君やホーム〇ンバーなども
その機械により製造されているのです。


他に競合する会社がないから、さぞかしオイシイ商売かと思ってしまうところです。

しかしながら、1つのラインを作り上げるためには、

板金加工はもちろん、その他の金属加工、樹脂部品加工、電気関係・・・、

様々な分野の知識が必要となります。そして、それを具現化するための技術力が必要となります。


今日は工場も少し見せて頂いたのですが、特にプレスやベンダー、溶接の設備が最新式や高価なものではありません。

ほぼ手作業、職人の技術力で作り上げていることが分かりました。


競合相手がいないのは簡単には真似が出来ないからかもしれません。



 

投稿日 2014年05月08日 18:11
大きな差を埋める

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は埼玉県の“いつもお付き合いのある”お客様のところへお伺いしました。

実は“いつもお付き合いのある”のではありますが、仕事をさせてもらったことはありません。

今年の2月ごろ、その直前まで行きました。「注文書」も頂いていました。


しかし、価格未決定の状態で頂いた注文書。受注には至りませんでした。

注文書を頂いた後に提示させて頂いた見積書の価格とお客様が想定していた価格。

ハッキリと言ってしまうとその差は大きく、結果、折り合いが着きませんでした。


それでもその後、月に一度くらいはお伺いしています。

次の機会に備え、その差を埋めるためにお伺いしているのです。


ひとえに板金加工と言っても、その加工品の提供先の業界や業種、顧客の要求によって、品質のレベルは異なります。

そうなると、当然、価格感も変わります。


様々な加工データを算出し積み上げた上で、コストテーブルによりはじき出された価格(うちの見積書)



材料費+材料費の〇〇倍という価格(お客様の想定している価格)


そして、そのお客様が要求している品質。
「こんなの取り付けばいいんだよ」



・・・・見積りも加工(品質)も大ざっぱに考えた方が良さそうです。

そうでなければ、価格差を埋めることは難しいようです。


次にお伺いするときは他社で加工された板金加工品とその価格を教えて頂けることになってます。

それを見てうちで対応できる価格か否か。


よく見させて頂こうと思います。

 

投稿日 2014年05月07日 18:08
活きた技術になった

こんにちは。GOGOマッキーです。


サササーっとゴールデンウィークも過ぎ去りましたね。やっぱり早かった。

今日からお仕事の方がほとんどかもしれません。

今朝、いつもながらにうちの会社内で一番体調が悪そうなのは私でした。

さて、ゴールデンウィークも明け、本格的に夏を迎えます。

生産も夏に向けグングンとアップし真夏にピークを迎えそうです。



今日はあるR曲げ加工が存在する案件の問い合わせがありました。

図面を見た段階で、形状的に特殊で専用のR曲げ金型の購入が必要なことが分かりました。

ご担当の方ににそのことをお話すると・・・


ご担当者:「金型って(価格が)高いですよね。」

私:「はい、少なくとも\20~30万は要します」

ご担当者:「試作で1個欲しいだけなんですけど・・・、金型購入はナシでなんとかなりませんか?」

私:「ちょっと厳しいですね。でも、検討させて頂きます」


その後、うちにある様々な金型を確認したのですが、やはり今回のR曲げには対応できそうにありません。


諦めかけたその時、ひらめきました!

「送り曲げでR形状をつくればいい!」

最近、社内の一番化プロジェクトで推し進めている技術の1つです。

ごく浅い鈍角曲げを連続して等間隔で施し、R形状を造り上げるのです。
そのピッチは2㎜ほどなので、下の写真のようなパイプ形状を造り上げるのに50ヶ所以上の曲げがあります。

送り曲げ③.JPG



これであれば、無論、金型の購入を要しません。

コスト的には、送り曲げもそれなりの工数が掛かる為、ある程度は必要となりますが、

それでも金型購入の1/5くらいで済みます。


ようやく力を入れている技術を活かせる時が来ました。

一番化プロジェクトでサンプル加工をして成功した時とは違う、
「活きた技術になった」そんな嬉しさがあります。




 

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