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スタッフブログの2014年4月バックナンバー一覧

投稿日 2014年04月17日 11:10
梱包作業に悩みました。

こんにちは。GOGOマッキーです。


このところ暖かいを通り越して暑い陽気が続いています。

うちの会社でも現場のワーカーは半袖になる人が多くなってきました。


さて、今日は協力工場に指導に行ってきました。

ある製品の組み立て作業をしてもらうことになったのですが、
その組立作業ではなく、荷姿・梱包方法の指導です。

製品自体はそれほど大きいものではないのですが、異形状で重量は重く、外観キズは絶対NG。
それをパレットの上に上手く組み合わせて高く積まなければなりません。

ダンボール、新聞紙、緩衝材、ラップ、バンドなどの梱包材を駆使して荷姿を作って行くのです。


でも、残念ながら指導に行った私自身が梱包方法をあまり知りませんでした。

もともとはうちの社内で組立・梱包をしていたのですが、営業の私はその作業をしたことがありません。


指導する側とされる側、二人で相談しながら荷姿を作り上げて行きました。

重いものを慎重に載せたり降ろしたり、不都合があればまた組み換えたり、良い案がひらめいたら(ひらめいてしまったら)また最初から・・・・


春のさわやかな汗とは程遠い汗の掻き方。疲れました。

何とか最善の方法が見つかりました。あとはその荷姿に慣れてもらうだけです。


でも、製品にキズをつけないように。そして、運送時も崩れないようにするには、
やはり、それなりの知恵やノウハウ、工数が掛かります。


梱包作業も重要な加工工程の一部ですね。



 

投稿日 2014年04月16日 11:05
あるはずもなかったご縁

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日はこちらからどうぞ。

プレゼンテーション1 (4).jpg


いつもお世話になっているテレビ朝〇さんからのご注文品です。

その局のマスコットキャラ「ゴ〇ちゃん」のステンシルです。

サッカーW杯の開催に合わせ、その局内のカフェでフェアーをするそうです。

カフェでの使用方法はいつもと同様です。
カフェラテ等の泡立てたクリームの上にココアパウダーを降りかけ、
レーザーカットで穴の開いた部分のみパウダーが落ちることでイラストが描かれるという調理器具です。


考えてみると、これまでプレス・板金ファクトリーの開設から色々と

予測もつかないような分野や企業、団体からお問い合わせを頂き、お仕事をさせて頂いて来ました。


昨日も宇宙開発関連の研究をされている大学の教授から、お問い合わせがありました。

残念ながら、今回は全く加工区的にプレス板金ファクトリーの分野外だったので、お見積りの提示には至りませんでしたが・・・。

もっとも2、3年ほど前にはJ〇XAさんともお仕事をさせていただいております。


ともあれ、WEBを開設していなければ、決して出会うことの無かったご縁の数々。

そういったお客様を通じて、みなさまに喜ばれたり、ちょっとは世の中のお役に立ててたりしてるのかなぁ。

なんて思ったりします。

そして、深く感謝いたします。

 

投稿日 2014年04月14日 17:37
ほっこりうれしい出来事

こんにちは。GOGOマッキーです。


先週末、うれしいことが2つありました。


1つは「塩あんびんといがまんじゅう」を戴いたこと。

塩あんびんもいがまんじゅうもおそらくご存知の方は少ないのではないでしょうか!?

わたしも知らなかったのですが、埼玉県北東部の名物だそうです。

塩あんびんは塩味のあんこが入った饅頭です。塩が効いているレベルではなく、
甘味のないまさに塩味です。

いがまんじゅうは普通に甘いあんこが入っているまんじゅうですが、
何故か白皮の上にお赤飯が乗っています。

両方ともおいしくいただきました。


埼玉県久喜市のお客様にお伺いした際に用意して下さっていたのですが、

以前、地元のお土産のお話をしとことを覚えていて下さったのです。

そんなちょっとしたお気遣いがとてもありがたいものです。



2つ目は先日納入させてもらったお客様からお礼のメールをいただいたこと。

少しだけ転記させていただきます。


「キズが無く、しかもきれいに揃えた状態で事務所に届いたので、

家内が感激して渋谷に電話をしてきました。

ありがとうございました。」


製品の外観や荷姿についてお礼をいただきました。

そのお客様とは2年ほど前からのお付き合いなのですが、

改めてこのように感謝して頂けることはとてもうれしいものです。


ありがちな言葉で申し訳ございませんが、営業冥利に尽きるそんな気持ちです。

お仕事を頂くとか注文が入るといったうれしいさとはまた別の

ほっこりとしたうれしい気持ちにさせていただきました。

ありがとうございます。


 

投稿日 2014年04月10日 18:16
工程・工法の選択

こんにちは。GOGOマッキーです。


このところご注文の数量が大幅にアップした製品があります。

本日、その製品の工程変更やプレス金型化の打ち合わせをしました。


さて、板金加工では、抜き加工でも曲げ加工でも溶接でも、

図面に特別な工法の指定やお客様からの指定がない限り、

1つの製品を造り上げるためには、様々な工法や工程が存在します。


例えば抜き加工で言えば、レーザー加工、タレパン加工、プレス加工など、
同じものを抜き加工する工程にも様々な選択肢があります。


では、それらの中から選択する場合の基準はどこにあるのか?

まず、要求品質や製品の特性などに合わせて選ぶことが挙げられます。

また、加工数量、加工ロット数量も大きなその要因となります。


レーザー=少量~中量向け

タレパン=少量~中量向け

プレス=中量~多量向け


一概には言えないのですが、おおよそ上記のような区分になります。


レーザーは金型購入は無いですが、加工スピードとしてはあまり速くない。

プレスは金型購入を要するけれども、加工スピードが速い。


つまり、初期投資を必要とするプレス加工は加工数が多量であればあるほど、向いていると言えます。

逆に少量で1、2個作るために金型に投資することは考えにくいです。よってレーザー加工となります。


トータルコストで判断し選択することがポイントとなります。


そういった観点で今日の打ち合わせは、増産に伴うプレス金型化を検討したのです。


基本的なことですが、工程設計、選択はコストや生産性に大きく関係してくるのです。


 

投稿日 2014年04月08日 16:12
レーザーカットの弱点!?

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は千葉県流山市。

先日も加工トライ品を持ってお伺いしたのですが、その結果がNGでした。

今日は再チャレンジしたサンプル品を見て頂くためにお伺いしたのです。


何がNGだったかというとこちらです。


DSC_1999 (360x640).jpg
SUS 板厚t=4.0 レーザーカット

穴をレーザーカットする際に始点と終点があるのですが、その2つの点が重なる部分に必ずと言っていいほど、ドロスやスパッタが付着します。矢印の先に見える焦げたようなものがそれです。

習字で一筆書きで円を描いたときの書き始めと書き終わりの点と思ってい頂けると分かり易いかと思います。
初めと終わりがにじんだり、うまく合わさらなかったりします。


仮に穴径φ10をカットするプログラムでも、その点がある為にその箇所だけ突起状になってしまい、その分、径が小さくなってしまうのです。

また、見た目もあまり良いものではありません。

この突起状の物は、板厚が厚ければ厚いほど顕著に現われてしまします。


そして、その突起がNGだったのです。

では、どのようにすればその突起を軽減できるか?


DSC_1997 (502x640).jpg

様々な方策を考えました。

「突起となる部分を予めヘコませるようにレーザーを走らせてカットする。」

「終点の部分でレーザー光の放射を止めないで、そのまま円弧上を走らせることで始点と終点の位置をズラす。」


・・・・と、1つの穴を空けるだけなのですが、トライしたカット方法は7通りにも及びました。

当然、全てが良い結果では無かったのですが、中にはかなり突起物が軽減されたものもあります。


今日はその結果を見てもらい、ご承認を頂くことが出来ました。


どんなに複雑な形状をも自由にカットすることが出来るレーザーにも、
ただ円をカットするという、こんな単純な加工の中に意外にも弱点があったりします。


しかし、その弱点も私たちの知恵でカバーします。




 

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